春過ぎて夏来にけらし 季節はいつ?

春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干したり(干すてう)天の香具山いつの間にか春が過ぎて夏がやってきたようですね。白い衣を干すといいますから、天の香具山にあのように衣がひるがえっているのでしょう。あまりにも有名なんやけど、解釈がまちがっとると思うんだわ。昔からこの季節になると「夏らしい青空と衣の白のコントラストが爽やかだ」とか「飛鳥の大きな風景を万葉の時代のおおらか心で詠んだ」とか評されとるんやけど持統天皇がオチャメさんなのをちゃんと理解したほうが解釈も楽しくなってくると思うんだわ。疑問1 これが夏だったとしたら「春過ぎて」はいらんやろう。疑問2 遠くから山に見える衣って、どんだけ大きいの疑問3 そのまんまの歌で、どこが面白いの?ということでこういう解釈のほうがウィットがあってよいのでは?春を待っていたのに、いつのまにか春が過ぎて、夏が来ちゃったのかしらだって、真っ白な衣が干してあるのよ、天の香具山に季節は「冬」 前日降った雪がまるで衣で被ったように天の香具山を真っ白にしている。 おそらく空は晴れ渡り、青空と白雪の見事なコントラスト。まさに夏の色。